怒涛の2週間(多頭飼育現場より)

3/21に多頭飼育現場から残っている猫たちの避妊手術と、最後の母子猫の保護をしました。

そのうち子猫1匹(仮名みずいろちゃん/下の写真の子)は当会のボランティア宅で保護。

母猫と残りの子猫3匹を協力ボランティアさん宅で保護していただいたのですが、みずいろちゃんが3/25の週から下痢や嘔吐を繰り返し、体重が減っていきました。その後、協力ボランティアさん宅の子猫たちも嘔吐や下痢症状。うち一匹は協力ボランティアさんが入院等をしてとても手を尽くしてくださったのですが、残念ながら亡くなってしまいました。

ほかの子猫は小康状態とのことです。協力ボランティアさんにはとてもつらい思いをさせてしまって申し訳ないです。


当会のボランティア宅では、みずいろちゃんの不調から数日後に、それ以前に保護した子猫2匹(ふわり、ぽぽ)も調子が悪くなり、また、別室の白血病のかぶきあげや、保護主宅の先住高齢猫も調子を崩し、3月後半から4月初めはかわるがわる猫たちの病院通いの毎日でした。

ふわりとぽぽ↓

みずいろちゃんやそのきょうだいに、感染性の何かの病気があったのかも、と思ったのですが、獣医さんいわく、症状から見てFIPやパルボなどではなさそう、とのこと。結局、原因はまだわかりません。


ふわりとぽぽも体重が減ってしまったのですが、その後持ち直し、みずいろちゃんだけ、現在も入院中です。元気はあるのですが、だいぶ痩せてしまったので、引き続き点滴などをしながら様子を見ていただいています。


白血病のかぶきあげは、春の寒暖の差で風邪をひいてしまったようで、食欲がなくなっていたのですが、病院で抗生剤と点滴を打っていただき、先日ようやく食欲が回復。今はもりもりご飯を食べて回復中です。もともとかぶきあげの保護部屋はホットカーペットで暖をとるようにしていたのですが、それだけだと足りないことが今回の件でわかり、室温を一定に保てるように保護部屋の場所を変えて、エアコンも併用して温度管理をするようにしています。

↓個性的なお顔のかぶきあげ。


保護主宅の先住高齢猫は19歳の子と年齢不詳の15歳以上と思われる猫なので、子猫やかぶきあげの風邪とはまた別に、高齢による不調だったようです。こちらも病院で点滴等していただき、食欲も回復してきました。

最初に保護した子猫5匹のひどい風邪の状態といい、排便困難のミギーちゃんといい、ひどい乳腺炎になったメグちゃんといい、今回の母子猫たちといい、多頭飼育現場から保護した子たちって、やはり過密な環境で育つことによる様々なストレッサーのせいか、なかなか一筋縄ではいかないな、と改めて感じました。獣医さんに本当にお世話になりっぱなしです。


乳腺炎のメグちゃんはすっかり乳腺が破裂した傷もよくなり、食欲ももりもりで元気いっぱいです。保護犬たちともうまくやっていて、意外と先住犬がいるお宅でも大丈夫そうです。猫に対してはちょっと女王様気質ですが・・・(笑)

↓メグちゃん。うまく撮れなかったけど甘えん坊で美ネコさんです。

白血病のかぶきあげも、このまま回復してくれたら、ぜひシャンプーをしてグレーになってしまった白い毛をきれいにしたい。そして、かぶきあげを理解してくださるご家族様を探したいな、と思っています。


医療費が引き続きかかっております。もしよろしければご協力をお願いいたします。

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当会では会員の動物ボランティアが動物の保護、避妊手術、保護した動物の健康診断、ノミダニ駆除、駆虫、血液検査、病気の場合の治療等も行っております。その他餌代やトイレ代等もかかるため、動物ボランティアの経済的負担が大きくなっています。是非活動にご理解いただき、カンパをお願いいたします。

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名義 ひとと動物のくらしを考える会ちば

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頂いたカンパは保護した動物の避妊手術費用、医療費、餌代、

動物が健康で快適に過ごすために必要な物の購入等に利用します。

詳細は収支報告にてご報告させていただきます。

どうぞご協力よろしくお願いいたします。




ひとと動物のくらしを考える会ちば

飼い主が生活困窮した場合等の動物の対応について、飼い主さん、人の福祉の担当者、動物ボランティアさんと共に考えて支援する会です。

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